若手行員、MDSと戦う日記

MDS(骨髄異形成症候群)と診断された25歳男が、復活するまでの闘病日記

若手行員、MDSと戦う日記

大学4年生でMDSと診断された、都市銀行マン復帰へのストーリー

Day254 母校が揉めています

こんにちは。

 

今日は血液検査も順調で、明日骨髄検査が急遽入ったこと以外は特段報告すべきことがないので、コラム的位置の記事になります笑

つまらん人にはつまらんと思いますのでスルー推奨。

 

骨髄検査。。。張り切っていきます。。。。。

 

 

 

2022年に統合・新設される、大阪公立大学の英語名を「University of Osaka」とするとの決定に母校がやめろと抗議しています。

 

多分この報道を見た9割以上が、ふ~ん、で??

って感じだと思います。

 

 

というか、阪大出身でも半分くらいはどっちでもええんちゃう笑

くらいに思っていると思います。

 

 

本日大学からも正式に声明的なものが発信されました。

 

www.osaka-u.ac.jp

 

 

この問題の私なりの補足、意見を書きます。

 

 まず第一に、この問題を一番問題視しているのは間違いなく教授らを筆頭とする大阪大学の研究者たちだと思います。

 

彼らは(教授までいけば結構マネー貰えますが)、(研究室にもよるため当てはまらない場合もありますが)、おおよそ劣悪な労働環境の中で公も私もなく、命と給与を圧迫しながら研究を行っており、そこでの成果物を論文にし、世界に発信し認められることに人生を賭けているといってもほんの若干言い過ぎくらいには命を燃やしています。

 

ここらへんで、もしかしたら文系の方々はよくわからんと感じるかもわかりません。

博士村 とかでググってみてください。

 

 

ほんで、今回のなにが問題かというと、これが可決されてしまうと今後論文として出したものが海外から見たらどっちの大学やねんとなってしまうということ。

 

 

個人的になんでやねんと思うことは、

 

①なぜ阪大側が「University of Osaka」と呼ばれていることを把握していたのに、それを他大に使われないようにしていなかったのか。

 

OU(Osaka University)一個しか登録できない縛りとかあるのかな。

 

 

 

➁新大学の陣営は問題になることをわかりきったうえで強気に決定したと思う。

 

大学の上部は恐らく学部長や学長も含めた会議を行っており、研究者なら海外から阪大がああ呼ばれることがあることを知らないわけがない。

のに、知らんふりして大阪のおばはんくらいの強気でつっこんできた。

わざわざ問題になるようなネーミングすな。

 

 

 

③吉村知事の「全国でも同様の例は複数あり、混乱はしない。今、変更することは考えていない」発言。

 

これは微妙なとこではありますが、私が思うに、論文数と被論文引用数(高被引用論文著者の存在)のレベルが違うので、この発言はあまり納得していません。

 

どういうことかといいますと、新しい論文を書くときに、過去にどこどこ大学の誰それさんの研究でこんなことが示されています。

この事実があるうえで、私は次のように考察し、実験し、、こんな結論を得ました!

 

 

といったように、誰かの論文を引用しまくります。

 

海外の大学から引用される回数・頻度がほぼゼロの大学と、日本の中で何番目とかの大学を同様の例と片づけるのは納得できません。

 

そら引用される頻度が高ければ勘違いされて問題になる可能性も高いわけです。

 

 

 

 

と、いうわけで、別に母校だから特別応援しているとかではまったくないですが、その名前にしなければ大規模テロが必ず起きますとかじゃない限り、ただのエゴや意地だと思いますので、Osaka public Universityとかにして無駄な争いの労力や時間を生産的なことにまわしてほしいものです。

 

 

知らんけど。