若手行員、MDSと戦う日記

MDS(骨髄異形成症候群)と診断された25歳男が、復活するまでの闘病日記

若手行員、MDSと戦う日記

大学4年生でMDSと診断された、都市銀行マン復帰へのストーリー

Day16 無菌室からの脱出 エピソード2はじまり

こんばんは

 

最初に一点、訂正をさせてください。

昨日のブログにて、

 〈無菌室を出るので、面会可能になります〉

といったような旨の記載がありました。

 

恐らく大多数の方が、

「あ、こいつ明日からもうお見舞いオッケーだって言ってんだな」

と思われたかと存じます。てかそのつもりで書きました。

 

しかし病院側に確認したところ、

「面会可能になるのは、無菌室を出てから最短でも一週間後。その間に数種の検査を行い、問題ないと判断された場合許可します。

火急の用事がある場合のみ、特例として面会を認めます。」

と、これよりも格段にポップな是正をされてしましました。

だから、今は火急の用事がある方しか来れないみたいです。そんなんあるわけねえ。。。

 

f:id:ricolol:20191101223733j:plain安直な判断でテキトーなこと言ってしまってどうもすいませんでした!

  (古)

 

因みに今朝の血液検査では、

 白血球 3.0×10^3/μℓ

 赤血球 2.53×10^6/μℓ

 血小板 18L×10^3/μℓ    という結果でした。

 

 

 

 と、いうことで、今日は午前中に無菌室から出てきました。

 

 

JUMBOは元気そうだから、可能な限り準備しておいてね~と看護助手さんから言われ、ルンルン気分で荷物をまとめました。

 

やはり普段と違うことをするってのはいいもんで、凝り固まりつつあった頭が活性化して、ただのお片付けなのにすごく効率的にパッパとやるんです。

楽しかった。笑  そう感じる程、入院生活って同じことの繰り返しなんですねえ。

 

 

で、大部屋に移動。なんとそこは無菌室入るまでいた部屋ではありませんか!

そこで住環境のセットアップをしていると、なんと初期メン(笑)だったゴルフじーちゃんが戻ってきたじゃありませんか!!!※記事:入院生活スタート 参照

 

実はJUMBOとゴルフじーちゃんはLINE友達なので、頻繁にやり取りしていたため私は知っていましたが、じーちゃんにはナイショで部屋移動したので相当びっくりして得意のでっけえ声で話し始めました。

 

声デカいから、たまたま通りかかった初期メンのバイクさんが気づいてくれて、そこからまた3人で1時間くらいだべってました。

 

なんなんですかね、やはり仲間意識みたいなもんで、とても良い時間。

 

 

 

それからは半月ぶりのシャワーを浴びました!最高!

いままで雑巾みたいなタオル濡らしてふきふきしてきただけなので、やはり格別です!

アカスリの勢いでピカピカにしました。皮膚が弱っているため今もピリピリしてます。失敗しました。

 

 

 

冒頭でさらっと書きましたが、白血球のうち好中球の数が、

2,640個/μℓ 昨日が 712個/μℓ だったので、約4倍に爆増していました。

 

このため、身体のいたるところが激的に回復しています。

ごはんも、何が出てこようと大きく口を開け、しっかり咀嚼できます!

白血球くん、すごい!

 

 

実は最後の抗がん剤を投与し終えてから、ずっと白血球を増やすための点滴を行ってきました。

輸血のように、物理的に血小板や赤血球を入れて数を増やすのではなく、

あくまでも、白血球を作り出す部分を活性化させるためのものです。

 

ここまで増えてくれれば、もうこの点滴もおさらばです。

どんどん点滴が減っていきます。残り4種類。

 

 

しかし、刻々と変化する私の身体は、ポジティブなベクトルだけではありませんでした........

 

 

 

明日へ続く。

(眠い)