若手行員、MDSと戦う日記

MDS(骨髄異形成症候群)と診断された25歳男が、復活するまでの闘病日記

若手行員、MDSと戦う日記

大学4年生でMDSと診断された、都市銀行マン復帰へのストーリー

入院生活スタート!

今回は入院生活について書いていきます!

私にとっては初入院なのでちと緊張していました。

 

 

9月24日 北海道大学病院にて入院です。

 

少なくとも3ヵ月程度は入院するわけですから、暇つぶし道具の準備も大変です。

 

パソコン、iPadスマホ、漫画、小説、雑誌、参考書、単語帳、ありとあらゆるものを持ち、まるでエベレストに登山するかのような荷物の多さに。。。

(後に後悔することになります、また書きますが、、、)

 

実家から札幌駅まで普段は屁でもないんですが、その時は汗だくになりながら移動しました。

 

病院に到着し、外来棟ではなく一般病棟へ。

外来以外に足を踏み入れたのも人生初ポイントですね、なんか感動。

 

エレベーターをだいぶ上り、自室へ到着。

私の部屋は4人部屋でした。メンバーは、

 

バイクさん:50代、バイクが大好きで今でもう8台目。悪性リンパ腫

ゴルフじーちゃん:60代、ゴルフ大好き。看護師によくボケる。MDS

麻雀じーちゃん:60代、おしゃべり。若く見えるけど最年長。MDS

 

こんな感じ。みんなイビキうるさいけどめっちゃいい人。話し込んだら1時間2時間ずっと話してました。おもろい。

 

3/4が同じ病気で入院しており、かつゴルフじーちゃんはもう移植を終え無菌室から戻ってきた方、麻雀じーちゃんは私の1週間前に移植予定と、時系列的?に揃っていたので、いろんな質問をぶつけて不安を解消できたりと、大変心の助けとなりました。

 

※無菌室ってのは、今いる一般病室に比べて菌が極めて少ない部屋です。我々が移植する際には抗がん剤治療によって免疫を一気にゼロに近づけるため、ちょっとしたばい菌でも感染症になったりしてしまうんです。なので、移植の前後はこの無菌室っていう部屋から一歩も外に出ることはできません。。。独房。。。。。。 

 

まあゴルフじいちゃんは大体適当なことしか言わなかったのであんまり参考になりませんでしたが、来月娘の結婚式が控えており、こんなとこで負けるわけにいかないと踏ん張ったと言ってたのはウルっときましたね。

 

なんかこの環境下ってすごく特殊で、謎の信頼関係というか、人生の中でほんの少しの時間しか共にしていないのに、一気に絆が深まる感覚があります。

 

入院着に着替えて、病院内うろうろして、味のうっすーい病院食食べて、慣れることに専念してました。

 

当初強く思ったのは、

病院食まじで味薄い、どーやって白飯を食えばええんや!

これです。気を遣ってくださって、ごはんを大盛にしてくれてるんだけど、さらに地獄ぅ。

 

なので、入院される方は、おかずになるものをしっかり準備していくべき!

私は最初、やっぱごはんのお供といったらふりかけだよねえ!っていうクソ安直思考で買ってったら秒であきます。ふりかけしんどい。。。

 

一週間入院して気づいた最強のごはんのお供は、「食べるラー油」「なめ茸」です!!!

まじおすすめ。特に食べるラー油に関してはほんとに飽きない、3150!

 

そんなこんなで始まった入院生活ですが、しばらくは体の隅々まで検査を行っていきます。

 

本チャンの抗がん剤治療が始まるまではゆるーく書いていきますので、また。