若手行員、MDSと戦う日記

MDS(骨髄異形成症候群)と診断された25歳男が、復活するまでの闘病日記

若手行員、MDSと戦う日記

大学4年生でMDSと診断された、都市銀行マン復帰へのストーリー

社会人2年目~現在まで ② ドナー探し

今年の4月からドナー探しをしていましたのでその話をします。

 

 

( ※長文注意!ドナー探しの方法は下のほうに書いてあるから、時間ない人は一気にスクロールしてね!)

 

MDSを根本的に完治(寛解)するには現状骨髄移植しか方法がありません。

 

様々な薬が出てはいますが、どれも抜本的解決をするのではなく、現状維持を目的としている、もしくは一時的に改善するものがほとんどです。

 

なので、私たちMDS患者はふたつにひとつ、

 

  1. 骨髄移植を行う
  2. 現状維持を願い、経過観察を行う

 

わたしは迷わず1を選択しましたが、2も十分考えうるものです。

なぜなら、この病気の進行は個人差があり、進む期間、止まる期間があります。

 

大げさに言えば、今25歳で発症したけれども、80歳までさほど進行せず、依然安全圏のまま推移することだって十分に考えられます。

 

それもあり、実は母親は2でも良いのではないかと考えていました。まあ、自覚症状もなく、体格も手伝い見た目元気そうに見えるからね。笑

 

けれども、

・若いうちのほうが体力があり、かつ回復も早いこと

・自分の職業上、今後札幌にいることは基本なく、親の近くで治療ができること

・未婚であり子供もいないため、自分の体の云々はほぼ自分マターであること。家族を持つと自分ひとりの問題じゃなくなっちゃうもんね

 

ここら辺を考えたうえで、このタイミングで治療するのが最善と判断しました。

 

こっからドナー探す話します!

 

まずは血液型から・・・って思うかもしれないけれど、それは赤血球のタイプであって、骨髄のドナーを探す際はHLAっていう白血球のタイプを見ます。

 

これが全部で8項目あるんだけど、内6項目の大枠で見たときにマッチしている人を全国から検索し、残り2項目について詳しく見ていくって感じ。

 

もちろんドナー登録している人も検査が必要になるので、そもそも今忙しいので協力できませんって回答も多い。

 

最終的に8項目全マッチした人にお願いするのが最善策なのは間違いない。しかし、そんなにほいほいマッチするわけなく、6マッチ、7マッチが多いのが印象的です。

 

けど急性白血病とかで一刻を争う場合、7マッチ、下手すると6マッチでも移植してしまうことがあるとのこと。

 

白血球は自身の抗体力そのものであり、外部から病原体が入ってきたらそれを攻撃します。骨髄移植ってのは、他人の抗体を自分にぶち込むことであって、その抗体同士の性質が違えば違うほどケンカが強くなり、最悪の場合爆発しちゃうって感じ。

 

なので、理想は自分の白血球とほぼ全く同じ性質で、自分のバグっている部分だけをドナーさんの抗体でやっつけてもらい、とってかわってもらうこと。だから、兄弟姉妹ってのは一番推奨されるドナー相手なんです。

 

大前提、わたくしJUMBOは一人っ子です。

んで探してみたんだけど、これがなかなか見つからない。。いいかもしれないと思ったドナーさんでも最終的には5マッチ。完璧ではなかった。。

 

マッチ数が1つ違うだけで1年生存率が5%も変わってくるんです。

5%”しか”と思いましたか?私は”も”と強く思いました。なので、迷いました。

 

7マッチの方にお願いするか、もう一度探してもらうか。

だけど、もう一度探したところで、初回よりもマッチの希望が薄い群から探し、時間もドナーさんにも迷惑がかかり、、、

 

とか、いろいろ考えてこのころは仕事が手につかなかったですね、笑

 

そんな最中、なんと今年の8月から親子間での骨髄移植(ハプロ)が4月からドナー探しをしていましたのでその話をします。

 

 

( ※ドナー探しの方法は下のほうに書いてあるから、時間ない人は一気にスクロールしてね!)

 

 

 

MDSを根本的に完治(寛解)するには現状骨髄移植しか方法がありません。

 

 

 

様々な薬が出てはいますが、どれも抜本的解決をするのではなく、現状維持を目的としている、もしくは一時的に改善するものがほとんどです。

 

 

 

なので、私たちMDS患者はふたつにひとつ、

 

 

 

骨髄移植を行う

現状維持を願い、経過観察を行う

 

 

わたしは迷わず1を選択しましたが、2も十分考えうるものです。

 

なぜなら、この病気の進行は個人差があり、進む期間、止まる期間があります。

 

 

 

大げさに言えば、今25歳で発症したけれども、80歳までさほど進行せず、依然安全圏のまま推移することだって十分に考えられます。

 

 

 

それもあり、実は母親は2でも良いのではないかと考えていました。まあ、自覚症状もなく、体格も手伝い見た目元気そうに見えるからね。笑

 

 

 

けれども、

 

・若いうちのほうが体力があり、かつ回復も早いこと

 

・自分の職業上、今後札幌にいることは基本なく、親の近くで治療ができること

 

・未婚であり子供もいないため、自分の体の云々はほぼ自分マターであること。家族を持つと自分ひとりの問題じゃなくなっちゃうもんね

 

 

 

ここら辺を考えたうえで、このタイミングで治療するのが最善と判断しました。

 

 

 

こっからドナー探す話します!

 

 

 

まずは血液型から・・・って思うかもしれないけれど、それは赤血球のタイプであって、骨髄のドナーを探す際はHLAっていう白血球のタイプを見ます。

 

 

 

これが全部で8項目あるんだけど、内6項目の大枠で見たときにマッチしている人を全国から検索し、残り2項目について詳しく見ていくって感じ。

 

 

 

もちろんドナー登録している人も検査が必要になるので、そもそも今忙しいので協力できませんって回答も多い。

 

 

 

最終的に8項目全マッチした人にお願いするのが最善策なのは間違いない。しかし、そんなにほいほいマッチするわけなく、6マッチ、7マッチが多いのが印象的です。

 

 

 

けど急性白血病とかで一刻を争う場合、7マッチ、下手すると6マッチでも移植してしまうことがあるとのこと。

 

 

 

白血球は自身の抗体力そのものであり、外部から病原体が入ってきたらそれを攻撃します。骨髄移植ってのは、他人の抗体を自分にぶち込むことであって、その抗体同士の性質が違えば違うほどケンカが強くなり、最悪の場合爆発しちゃうって感じ。

 

 

 

なので、理想は自分の白血球とほぼ全く同じ性質で、自分のバグっている部分だけをドナーさんの抗体でやっつけてもらい、とってかわってもらうこと。だから、兄弟姉妹ってのは一番推奨されるドナー相手なんです。

 

 

 

大前提、わたくしJUMBOは一人っ子です。

 

んで探してみたんだけど、これがなかなか見つからない。。いいかもしれないと思ったドナーさんでも最終的には5マッチ。完璧ではなかった。。

 

 

 

マッチ数が1つ違うだけで1年生存率が5%も変わってくるんです。

 

5%”しか”と思いましたか?私は”も”と強く思いました。なので、迷いました。

 

 

 

7マッチの方にお願いするか、もう一度探してもらうか。

 

だけど、もう一度探したところで、初回よりもマッチの希望が薄い群から探し、時間もドナーさんにも迷惑がかかり、、、

 

 

 

とか、いろいろ考えてこのころは仕事が手につかなかったですね、笑

 

 

 

そんな最中、なんと今年の8月から親子間での骨髄移植(ハプロ)が医療保険適用?となり、従前よりも格段に受けやすくなったとのこと。

 

ありがたいことに母親が手を挙げてくれ、無事に移植可能な基準を満たしました。

 

一般的なドナーからの骨髄移植との違うところは、HLAの一致率が極めて低いこと。

そりゃそうだよね、パピーとマミーから半分ずっこ染色体貰ってるからHLAも半分しかあわないわけです。

 

その分ケンカも大きいですが、ケンカが大きい分再発のリスクも少ないと。

 

これでドナーが決まりました。

 

 

めっちゃ長くなっちゃったんでこれくらいにします。興味を持ってくださった方はググってみてね!