若手行員、MDSと戦う日記

MDS(骨髄異形成症候群)と診断された25歳男が、復活するまでの闘病日記

若手行員、MDSと戦う日記

大学4年生でMDSと診断された、都市銀行マン復帰へのストーリー

検査、検査、リハビリ、検査ぁぁ!!!!

入院生活について、題名みてくれたら大体わかりますが、一応書いていきます。

 

北大病院は、9時就寝、6時起床。食事は8時、12時、18時。

 

ルーティーンは、午前午後で体温・体重・血圧の測定。午前と午後の回診。

週に一度の教授回診(実情は多忙のため一か月に一度あるかないか。)

 

前日の夜に、明日行う検査を教えてもらって、日中は基本病室で呼ばれるまで待機してるんですが、1ヵ月前から入院する予定だったものを無理言って2週間縮めてもらったので、検査の連続です。体の隅々までやります。

 

休職前にも少しずつ検査していて、大腸検査や胃カメラ、歯科受診等々進められるものについては仕事しつつ進めていました。

大腸検査のあの下剤だけはもう一生飲みたくない。。。。。

(退院する前にもう一度やるみたい。。。。。。。。絶望。。。。。)

 

 

9月24日 心電図、エックス線

9月25日 CT、骨髄検査

9月26日 腹部エコー、呼吸器検査

9月27日 MRI、歯科受診

9月28日、29日 外泊

9月30日 心エコー、リハビリ

10月1日 X線検査、リハビリ

10月2日 耳鼻咽喉科受診、リハビリ

10月3日 リハビリ

10月4日 眼科、リハビリ

10月5日、6日 外泊

10月7日 CV、リハビリ、歯科受診

 

こんな感じで受けていきました。

 

 

 

特に印象に残った検査は、

 

 

 

■CT

f:id:ricolol:20191007234122p:plain

体を輪切り?にした写真をとっていく検査。

 

ここで造影剤ってのを血液に流し込んで撮影するんですけども、検査の前に同意書を書かされます。

なんでも、非常に低い確率ではありますが、稀にアレルギー反応的なものを起こして心臓止まったりするやで~!確率は10万人に一人とかもっと少ないくらいやけどな!

 

みたいな内容。やってみなきゃわかんないらしいです。

ああ、そんなに少ないならまあええか!とか一瞬思いますが、今私の罹っている病気はさらに確率の低い病気なわけで、そう考えるとこわあ~ってなりました。笑

まあサインするしかないんですけどね。

 

検査は、台上に横になり、輪を通過するだけなんですけど、なんつっても造影剤がしんどい!リアル500mlのペットボトルより太い(そう見えた)注射器を一気に血液の中に送ります!!

すると、一気に体中が熱くなって、心臓バクバクします!

 

気持ち悪くなる体質の人もいます~って説明受けてて、ああ俺こういうの大体ならないんだよなあって高を括ってたら、めっちゃ気持ち悪くなりました!笑

 

 

 

■骨髄検査

過去記事読んでみてください。ほんとうに嫌です。

歯医者でキーンてする痛みを、腰で感じる、そんな感じです。

 

 

 

■呼吸器検査

地味しんどかったランキング一位!

北大には名物お姉さんが居て、呼吸器科の階に行けば大声が響き渡っています。笑

 

肺の検査をするんですが、これまたしんどい。

主に思い切り吸って思い切り吐く検査と、勢いよく吐く検査、酸素をどれだけ取り込めるかの検査をするんですけど、まじでお姉さん方がドSでした。

 

肺つぶれるくらいまで吐いてるのにまだまだたりないよっ!!ほらっ!まだいけるはいて!!!!て耳元でボリューム80くらいで叫んできます。地獄。

 

 

 

MRI

CTとマシンは似てますが、こっちは脳の検査です。

CT同様同意書にサインをし、心臓止まる云々も同意です。

感想は、非常にうるさい、閉塞感がすごい、造影剤は軽い、です。

私が閉所恐怖症だったらとんでもなくつらい検査だろうなあ、と思いましたが、寝てしまい危うくヘルプスイッチ押すところでした。

 

 

 

耳鼻咽喉科受診

鼻から胃カメラみたいなものを送ります。管入れる系はほんっとになれません。オ゛エェ、、、、

 

 

 

■眼科受診

視力検査半分までしか見えなくて、以降適当にやったら全部当たって2.0になりました。マサイ族。

見えてませんでしたと正直に申告するも、認識できていればそれは視力です。と説得されました。納得いきません。

 

 

 

■CV ※若干グロ注意

明後日からの抗がん剤治療の際、抗がん剤を血液に流すんですが、仮に腕の血管から入れて、なにかの拍子に針がズレ、血管から漏れた状態で時間がたってしまうと、周辺の皮膚が壊死してしまうらしい。超コワいんですけど。

 

なので、抗がん剤は胸にある太い静脈に流し込みます。そのためのカテーテルを鎖骨あたりからグリグリ入れていくのがこのミニ手術。

 

右胸を消毒され、初めてあの朱色?の消毒液を塗られて少しテンションあがりました。なぜか乳首を入念に消毒してたなあ、笑

 

グリグリやられて、非常に気持ち悪いです。そらそうだ右乳首よりも外側から、体の中心の静脈まできてるんだもん。

 

 

てな感じ。

 

明日はとうとう無菌室に引っ越します!