若手行員、MDSと戦う日記

MDS(骨髄異形成症候群)と診断された25歳男が、復活するまでの闘病日記

若手行員、MDSと戦う日記

大学4年生でMDSと診断された、都市銀行マン復帰へのストーリー

Day90 PRAY FOR AUSTRALIA!

日本でこんなに報道されていないことに違和感しかありませんが、オーストラリア山火事がとんでもなく大変です。

 

 

色んな協力方法あると思いますが、募金が手っ取り早いと思います。

 

appleが募金を受け付けるとかゆうてますが、私の設定が日本だからか出来ませんでした。国籍をアメリカにするとバナーだけ表示されるのですがうまくいきません。なんでや。

 

募金方法も色々あるみたいなので、みんなでコアラちゃんを救いましょう。

 

 

 募金といえば、うちの会社は入社してすぐの研修のときに色んな手続きやら何やら研修所で行うんですが、その中で給与から毎月天引きの募金どうですかーみたいな時間があって。

 

当時私は病気のこともわかってて、いつ死ぬかもよくわからなかったのでまあまあな額をぶち込むよう申請したら夜に人事から直接呼び出されて桁間違えてないか確認されたことがありました笑

人事に対して戦々恐々としていたので、内容知るまでは非常に恐怖した記憶があります。

 

 

募金なんて自分がしたところで大した額でもないし、したところで変わらないでしょ。とか、なんか偽善者ぶってていや。とか、そもそもしようと思いませんとか。

あると思います。てか、僕らの世代ってそっちのほうが大部分なのでは。悲しいけど。

 

 

けど、どうしようもなくて、それに頼ることしかできない状況に陥ったことがある人って、そういう人達の中にはいないと思います。素晴らしい国ニッポン。

 

 

しかし偶々、私はあります。数か月前。

骨髄移植をする際、骨髄バンクでドナーを探すのですが、ドナーってマジでほぼ無給です。

しかも骨髄移植となると、骨髄の組織を100~200回程えぐります。

知らない赤の他人のために、仕事まで休んで。

 

実際問題、ドナー登録者のなかには、映画を見て~とか、ニュースを見てとりあえず登録だけという方も多くいらっしゃいます。そうじゃなくても、仕事の都合があわずキャンセルされることも多いです。

 

しかし、いるんです。どうぞ私のを使ってくださいって方が。それってすごくないですか?

それだけ骨髄をえぐるので、日常生活に支障をきたすリスク大アリです。それでもどうぞって。一度GOサイン出すとキャンセルはできません。

 

その結果を聞いた時、思わず涙がでました。そんな人が日本だけでも数百、数千人もいるんです。

 

最終検査で1つのカテゴリーでミスマッチが発覚したため、母親の造血幹細胞で移植をしたのですが、そこがマッチしていれば確実にその方の細胞を頂いていました。

 

しかし、そのとき一瞬でも前を向けたこともあり、今でも私はそういったドナーさんによって生かされているんだと感じています。

 

 

 

とまあ、文字化しようと思いましたが、リアルで経験するのとでは全然ちがいますね、当たり前ですが。

 

 

 

募金、選挙、勉強、運動、発信、

 

物事はするか、しないかです。お互い頑張りましょう。